電気棒を使って捕まえる

濁った運河の泥水の中の魚を見つけるのは、どれだけの人を投入したとしても、至難の技です。淡水魚は地味な色の魚が多く、濁った水の中では居場所を見つけることすらなかなかできないのです。しかし、機械を使ってまとめて捕獲してしまったら、それこそ魚たちが傷ついてしまいます。そこで、魚への安全性と効率を考えると、電気棒を使用するのが一番確かな方法の一つです。電気棒で水の中に電気を流すと、魚はショック状態で気絶し、水面に浮いてくるので、難なく捕まえることができるのです。